不自由を常と思えば不足なし

明日から6月。自身が不動産業界に飛び込んだシーズンでもあり、私にとっての新年度でもあります。最初は知識もなく何もできないポンコツでしたが、少しずつ成長できている気がします。先が見えない時には、自分を奮い立たせる&戒めとしてノートに書いている言葉があります。

人の一生は重荷を負をひて遠き道をゆくが如し いそぐべからず
不自由を常とおもへば不足なし
こころに望のぞみおこらば困窮したる時を思ひ出いだすべし
堪忍は無事長久の基 いかりは敵とおもへ
勝事ばかり知りて まくる事をしらざれば害其の身にいたる 
おのれを責せめて人をせむるな 
及ばざるは過ぎたるよりまされり

引用:久能山東照宮

調子のいいときは慢心しないように自分を諌め、結果が出ない時であっても忍耐を大切にやっていくことを刻み込める良い言葉です。何事も変化を起こすには時間がかかるので、まさにいそぐべからず。です。

自分の身の程を知りながら進む

5月も激動でしたが手探りで進む場面も多かったです。先が見えないときにこそ、目移りせず、目の前の課題と行動から逃げない、という事が結構大切です。それこそ昔は目移りばかりしていましたが不動産業界に腰を据えてやっていこうと決めてから光が見えてきた気がします。

焦り、というものがネガティブに作用しないよう、良い危機感を常に持っておきたいですが、そのバランスを取るのが難しい。世の中には自分に変えられることと、自分に変えられないことがあり、目をむけるべきは前者であって、それは毎日手探りでやっていくしかありません。

毎日仕事がある有り難み、家族や身近な方、お客様、Twitterで交流いただける方、全て当たり前と思わずにやっていこうと改めて思う5月最終日です。6月も日々の業務に全力で取り組みますが、海外で挑戦するはじめの一歩の機会もいただいています。3年前に一度諦めかけた目標ですが、めげずにやってみようと思います。発信を続けているとご縁が繋がるもので不思議です。

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