今年1年のカレンダーを振り返ってみる。
今年は個人のみならず世界中で衝撃的な事件があり、歴史を学び直した。
少し前にさかのぼると20代は自分にとてつもない過信があり、それで突っ走ってこれたこともあった。
しかしそれが原因で失敗したことも多かった。
一番の理由は、自分の実力を見誤ったこと。
「能力を過信すること」と「自分を信じること」はまた別の話だと学んだ。
「日本資本主義の父」渋沢栄一は論語と算盤の中で「蟹穴主義」について述べる。
己を知り、自分の身の丈に満足しながら進むことが大切。
自信とやらを叩きのめされて、自分の身の丈を知る。
少しずつ自信を取り戻して
大きなチャレンジをした後の失敗は、自信が少しなくなったりする。
思い返せば20代は事業再建にも関わらせてもらったし、起業後もいろんな事業にチャレンジして、大きな仕事や飲食店の経営などにもチャレンジさせてもらった。
普通に過ごしていれば見れない世界もたくさん見せていただいた。
本当にやって良かったと思うし、若いうちにチャレンジはしておくべきだと思う。
ただ、再起不能になる前に周りが引き止めてくれたので、それは失敗ではないかもしれない。
運が良かったし、今の周りを見渡すと、とても人に恵まれていると胸を張って言えるし、そう育ててくれた親にも感謝したい。
しかし、当時の器だとそれより先には行けなかった。
自分がやろうとしていることは、当時の自分の実力をまさに「見誤っていたから」だと思う。
2年半前に今の会社に入り、1日も休まず突っ走ってきたが、ちょっとずつ色々な方面で結果が出だしてきている。
周りがどう言おうと、自分が満足できる結果に行くにはまだまだだが、一定程度納得は出来た。
行動量と知恵を絞り、なんとなくコツを掴めてきたから。
もう少し自分を信じてやっていけるといいのかも知れない。
身の丈を知り、そこに満足するというのは決してネガティブな意味ではない。
2023年はとてつもなくいい事が起こりそうな気がする。