壁にぶつかってからが勝負

朝夜が大分涼しくなってきました。秋のひんやりした感じが好きです。どこか切なくなるような。

今週はたまった書類やデータを整理して、気持ちがスッキリしました。昔の書類を見返したりしていると、こんなこと考えてたんだーと懐かしくなります。その時は必死に色々考えていたんでしょうが、喉元過ぎれば熱さを過ぎるとはよく言ったものです。

昔と今でも考え方や提案の仕方が変わってきたのも、たくさん失敗して向き合ってきたことが影響しているのかなと思います。理解が得られなかったこと。自分が良かれと思ったことがうまく相手に伝わらなかったこと。今でもたくさんあります。

それらを深ぼっていくと、自分の進め方に粗があったり、説明を端折っていたり、丁寧な説明が足りていなかったこともあったなと思います。その時は、耳が痛かったですが、後になって思い返すと、確かにそうだと思うことばかり。

まずやってみること

昔何かの本で「あの郵便ポストが赤いのも自分のせいだと思いなさい」という言葉に出会いました。それは今でも強く頭に残っています。自分が便利だと思うシステムを作っても、それが浸透しなければ何かが欠けている。自分の責任。そんな感じなんだと思います。

先日、個人的に懇意にしていただいている方のDXに対する取り組みを知り、衝撃を受けました。自分では100%と思っていた取り組みが、多分その方は1000%ぐらいやっておられます。一回り上で実績も豊富な方ですが、自分の範疇だけでものごとを考えるリスクを改めて考えました。

ただ、これは、自分の力で限界が出てきたからこそ、ようやくそこに気づけるチャンスが得られたのかな、という感覚もあります。壁にぶつかったから、助けを求める的な。

楽しようとせずに自分でもがいて汗をかいて、面倒臭いことをやること。一人で効率化を進めて生産性を上げ続けることはできますが、多くの人を動かすときには、中々自分だけで突っ走っては進まない。

いきなり便利そうな手段を探すのではなく、自分で作り上げる覚悟でやると、案外色々できるなと。結果としてGoogle系ツールの使い方が格段に上手くなり、ノウハウが溜まってきました。それはあくまでツールで、手段なのですが、目的達成のための強力な武器を得た感じ。

本音でぶつかってくれる人が仕事上でも、お客さんにもいて、その事がすごくありがたく思います。その瞬間では耳が痛いことや不安なこともありますが、それ以上に自分もハッとさせられるような。コミュニケーションって難しいけれど、磨く努力はしていきたい。

壁にぶつかって悩んで少し晴れた気がして、またやってみる。そんな繰り返しなんだと思います。

役に立つため、頑張ろう。失敗を恐れず挑戦します。

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