今お世話になっている会社の社長は70歳近く。国内超大手デベロッパーから独立し1代で築き上げてきてもうすぐ40年。
常に現場最前線で、特に数字には非常に厳しく、いつも鍛えていただいています。
会社の経営者の立場で見れば事業承継など課題に上がっており、もちろんそれは社長(株主)の意思決定でなされますが、様々なパターンを想定しておかねばなりません。
会社の方向性をどうしていくか、よく話しますが、一番理想として語っているのは「誰が社長になっても回るシステム」です。
先述の通り今でもスーパー営業マンでもある社長が数字を上げていますが、それを誰でも再現できる仕組みづくりが命題です。
さらに原価計算や利益シミュレーションも社長に依存しているため、それを管理職レベルでマネジメントできるように会計の学習会や仕組みづくりも今年から始めました。
現場レベルの力をつければ対応できる幅も広がり、現場から出てくるアイデアの質も高まります。
長い時間がかかる取り組みですが、集中してやります。
地方のポテンシャル
属人性が高いからこそ、属人性をうすめていくためにどうすればいいか?を考えています。
地方ではIT活用がなされておらず、数字が見える化されていません。そして採用も難しい。
外部のシステムを入れても使いこなせないことも多く、結果として現状維持を続けてしまいます。
現場のベテランの人も「導入したら便利なのはわかってはいるけれど」取り組みに引け腰です。
それはイメージができないから。今までの紙やエクセルが変わるのが不安だからです。
私が今のところうまくいっている取り組みは、既存のデータを統合する。なるべく見た目が近いものを使う、ことです。
例えばLINE WORKS、エクセルは基本使っていたので、それをスプレッドシートとにして「チェックボックス」や「プルダウンに」を使うことで、入力の手間を省くとミスも減る。
一度なじむとスーッと浸透していきます。
見える化すると「仕事をしているorしていない」が可視化されるため、経営の効率化には結構効果があるように感じています。
不動産は金額が大きいので、儲かったからいいか、となりがちです。
先日も大きなレベルの取引が動きましたが、こういう時こそ気を引き締めてやっていきたい。ポテンシャルはまだまだあると思っています。
そして不動産テック会飲み会(5回目?)日取りも決めました今回はいつもより人数増えそうです。広がってきたので楽しみです。